南米アンデス原産でラクダ科のアルパカを飼育する「八ケ岳アルパカ牧場」(諏訪郡富士見町)は28日、アルパカの足の速さを競う「ダービー」を開いた。県内外から約200人が来場し、迫力あるアルパカの走りに驚いていた。
出場したのは1〜4歳のアルパカ4頭。午後4時ごろ、映画「ロッキー」のテーマ曲が流れると、アルパカは自然にスタート地点に集まり、首を上下に振ったりジャンプしたりと「やる気満々」。スタートすると、飼育棟までの約100メートルのコースをもつれ合いながら駆け抜けた。
アルパカの子どもは、母親を先に飼育棟に戻すと、母親の元に駆け寄る習性があり、ダービーはこれを利用している。
5月6日まで毎日午後4時に開催。入場料は大人500円、小学生300円。