勢いよく流れ落ちる称名滝(左)とハンノキ滝

勢いよく流れ落ちる称名滝(左)とハンノキ滝

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壮大な称名滝間近に 遊歩道が開通

北日本新聞(2018年5月3日)

 落差日本一の称名滝(立山町芦峅寺)につながる遊歩道が2日、開通した。全国各地から観光客が訪れ、壮大な眺めを間近に楽しんだ。

 称名滝は落差約350メートルで「日本の滝100選」の一つになっている。称名道路は4月28日に開通し、2日は称名平から滝の近くへと続く1・3キロの遊歩道が開通した。

 春の雪解け時などにだけ見られる落差約500メートルのハンノキ滝も現れた。滝つぼの周りにはたくさんの雪が残っており、観光客はひんやりとした風を浴びて気持ち良さそうだった。約20年前から毎年、称名滝を訪れている東京都日野市の会社員、諌山徳行さん(61)は「これだけの高さの滝は、国内ではここでしか見られない」と話していた。称名道路は11月ごろまで通行できる。

 開通に先立ち、称名平で安全祈願祭があった。舟橋貴之町長が「日本一の滝を多くの人に見てもらえるように努力したい」とあいさつ。亀山彰県議、村田昭町議会議長が祝辞を述べテープカットした。

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