フォトブックを手に「若い世代に朝日町の魅力を伝えたい」と話す池田さん(右)

フォトブックを手に「若い世代に朝日町の魅力を伝えたい」と話す池田さん(右)

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インスタ投稿写真で「あさひまちフォトブック」

北日本新聞(2018年5月8日)

 スマートフォンの写真共有アプリ「インスタグラム」を使ったコンテスト「いいねか朝日」に投稿された朝日町内の写真を季節ごとにまとめた冊子「あさひまちフォトブック」が完成した。10~20代の若者向けに町の魅力を発信し、にぎわい創出につなげようと町地域おこし協力隊が発行した。隊員の池田まゆさん(28)は「朝日町ファンを増やしたい」と話している。

 池田さんはこれまで「いいねか朝日」を3回企画した。冬、春、夏にまつわるお気に入りの一枚をそれぞれ募集したところ、合わせて約800点が集まった。昨秋には写真甲子園出場経験を持つ富山東高校写真部の生徒を招き、高校生の目線で朝日町の良さを切り取ってもらった。

 若い世代の目に留まりやすそうなものを選んだ冊子は4種類で、各A5判32ページ。桜の名所の舟川べり、日差しがまぶしいヒスイ海岸、田んぼ一面に広がる雪景色と季節感あふれる内容となっている。

 町役場やあいの風とやま鉄道泊、越中宮崎両駅の待合室、宿泊施設のほか、ふるさと回帰支援センター(東京)に置き、移住関連のセミナーや体験ツアーに参加し町に興味を持った人にも配る。

 春をテーマにした「いいねか朝日」は13日まで行われており、風景や行事など4月以降に町内で撮影した写真を投稿できる。

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