大勢の観衆を前に堂々と演技する子供役者=小松市八日市町

大勢の観衆を前に堂々と演技する子供役者=小松市八日市町

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子供歌舞伎、小松に熱気 お旅まつり開幕

北國新聞(2018年5月12日)

 小松市のお旅まつりは11日開幕し、まつりの華である曳山(ひきやま)子供歌舞伎が当番町の八日市町と寺町で上演され、「歌舞伎のまち小松」に熱気を呼び込んだ。初舞台を踏んだ子供役者たちは豪華絢爛(けんらん)な曳山の上で稽古の成果を堂々と披露し、大勢の来場者から声援を浴びた。
 八日市町は、主君を裏切った明智光秀とその一家の悲劇を題材にした「絵本(えほん)太(たい)功記(こうき)十段目『尼ケ崎(あまがさき)の段』」を上演した。母と息子を亡くした光秀が大泣きする見せ場などでは会場が拍手喝采に包まれた。
 寺町は「五郎十郎譽(ごろうじゅうろうほまれ)の仇(あだ)討(うち) 蝶千鳥(ちょうちどり) 曽我物語 中村閑居(かんきょ)の場」で、父の敵を討とうとする兄弟の絆を表現した。愛きょうあるしぐさで笑いを誘う場面もあり、絶妙な掛け合いが観衆を引き付けた。

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