獅子吼高原から手取川扇状地を眺める参加者=白山市八幡町

獅子吼高原から手取川扇状地を眺める参加者=白山市八幡町

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ジオパークの見どころ巡る ほっこく観光がツアー

北國新聞(2018年5月17日)

 ほっこく観光(金沢市)の白山手取川ジオパーク体感ツアーは16日、白山市内で行われ、県内5市1町の22人が見どころ5カ所をバスで巡り、同ジオパークのテーマである「水の旅・石の旅」の物語に触れた。
 白山手取川ジオパークのマスコットキャラクター「ジオ博士」が案内した。八幡町の獅子吼(ししく)高原では、参加者が標高650メートルの山頂から扇状地や日本海、山々を眺めて歓声を上げた。ジオ博士は、手取川がもたらす恩恵と脅威の二つの側面を伝えるとともに、眼下に広がる鶴来地区が交通の要衝だった歴史を説明した。
 一行は重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の白峰の集落や、1934(昭和9)年の手取川大洪水で上流から流れてきた県天然記念物「白峰百万貫の岩」なども訪れた。昼食には堅豆腐など山麓の幸を使った定食を味わった。
 ツアーは白山手取川ジオパーク推進協議会が協力し、6月2日にも行う。定員は25人で、料金は1人7980円。バスはJR金沢駅を午前9時、白山市鶴来総合文化会館クレインを同9時40分に出発する。申し込みは、ほっこく観光=076(263)3565=まで。

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