第53回八丁道おもしろ市は20日、高岡市の国宝瑞龍寺前の参道「八丁道」で開かれ、大勢の来場者がフリーマーケットで古美術品や農産品、衣料などを買い求めた。
八丁道は、瑞龍寺と前田利長墓所を結ぶ約870メートルの石畳の通り。地域のにぎわいづくりを目的に、地元住民らでつくる実行委員会(米島義三会長)が1992年から年2回、おもしろ市を開いている。
歩行者天国となった通りには、市内外から飲食物やアクセサリー、雑貨など多彩な店が出店。青空の下、朝早くから家族連れや観光客が参道を歩き、楽しいひとときを過ごした。
西本願寺高岡会館では、ステージショーを開催。近くのさくら保育園の園児、民謡舞踊団体「華の会」、ボランティア団体「大空へ飛べ」が出演し、趣向を凝らした出し物を披露した。高岡、氷見、小矢部3市のゆるキャラも訪れ、イベントを盛り上げた。北日本新聞社後援。