氏子らがみこしを担いで富山市中心部を練り回す巡行祭=2017年6月

氏子らがみこしを担いで富山市中心部を練り回す巡行祭=2017年6月

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西町みこしが復活 富山・山王まつり

北日本新聞(2018年5月25日)

 日枝神社(富山市山王町)の山王まつりに合わせた氏子みこし巡行祭(同神社氏子崇敬会、北日本新聞社主催)が6月1日、同市中心部で開かれる。ことしは15年ぶりに西町のみこしが復活し、総曲輪3丁目と千石町、中央通りと計4基でまちなかを回る。西町は「訪れた人を楽しませたい」と意気込んでいる。

 巡行祭は、富山市中心部の氏子らが各町内のみこしを担いで練り回す行事。西町は担い手が少ないなどの理由で、15年前から参加していなかった。他の3基を担ぐ住民らが祭りを盛り上げている姿を見て「うちもやらんまいけ」と再び参加することにした。

 西町からは住民や商店主、振興組合員ら25人が参加。当日は午後3時半に中央通りのアーケードを出発し、大手町や太田口通りなどを通って神社に向かう。本番に向け、法被も新調した。世話人の五艘剣斗さん(30)は「参加人数も増え、パワーアップした祭りを一生懸命盛り上げたい」と話した。

 山王まつりは、30日から6月2日まで。30日は宵祭、31日と6月1日には獅子舞とみこし行列がある。1日は常願太鼓保存会(富山市)、2日は皆葎(かいむくら)獅子保存会(南砺市)がそれぞれ太鼓と獅子舞を奉納する。2日は県内の市町村PRキャラクターユニット「いろどり錬磨」のステージもある。

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