富山の酒と食事が楽しめるイベント「バッカスとやま2018」が27日、砺波市三郎丸の若鶴酒造で開かれた。県内酒造メーカーの日本酒やウイスキーなどが並び、大勢の来場者が地元グルメと共に味わった。
県内では、石川、新潟両県のような酒に関する大きなイベントが少なかったといい、富山の酒と食の魅力を県内外に発信しようと、実行委員会(委員長・桝田隆一郎県酒造組合会長)が初めて開催した。
県内にある20の酒造メーカーと、23の人気飲食店がブースを設けた。来場者は晴天の下、日本酒とウイスキー、ビール、ワインを料理と一緒に楽しんだ。「おいしい」と笑顔を見せ、次々と杯を重ねていった。
蔵の見学と、北陸唯一のウイスキー蒸留所を回るツアーのほか、酒に関するセミナーや音楽ライブもあり、大勢の人でにぎわった。