内容とパッケージを一新した「氷見カレー」を紹介する堀江会長(中央)と学会メンバー

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「氷見カレー」の味を刷新 学会加盟の飲食店

北日本新聞(2018年5月29日)

 氷見市内の飲食店でつくる氷見カレー学会(堀江なつ子会長)は、オリジナルのレトルト商品「氷見カレー」の味とパッケージを一新し、29日から本格販売に乗り出す。同会は「氷見の土産物として定着させたい」と意気込む。

 氷見カレー学会は、カレーによるまちおこしを目指して2008年に発足。現在16店が加盟し、氷見商工会議所に事務局を置く。レトルトカレーはご当地商品として13年に開発。今回はイベント出展時の客の反応などを参考に試作を重ね、味を刷新した。

 氷見産煮干しを使う基本コンセプトはそのままに、チキンや豚骨など動物性のスープを加え、味にこくと深みを加えた。パッケージは黒を基調に煮干しをデザインし、見た目のインパクトを出した。同じデザインののぼり旗やポロシャツ、看板も製作した。

 1箱700円(200グラム入り)で、ひみ番屋街やJR氷見駅内の市観光協会事務局などで販売を始める。今後、市内民宿の売店などでの取り扱いも呼び掛けていく。

 28日は堀江会長(64)が店主を務める氷見市比美町のファミリーレストランホリエに会員約10人が集まり、600個を箱詰めした。

 学会では、今回のカレーをベースに各店でアレンジしたメニューの提供も企画している。

 堀江会長は「氷見カレーの知名度は上がってきており、もう一押し頑張っていきたい」と話した。問い合わせや注文は同店、電話・ファクス0766(72)0762。

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