山頂でいすを運ぶ会員

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牛岳から眺め楽しんで 砺波の登山愛好者らが手作りいす

北日本新聞(2018年6月1日)

 6日の牛岳の山開きを前に、砺波市の登山愛好者を中心につくる砺波登高会(田嶋道夫会長)は31日、1人用のいすと長いすを山頂へと運んだ。登山者の休憩に使ってもらおうと、会員が製作。3日に設置する。

 砺波登高会は3年ほど前から登山者が安全に登頂できるように「牛嶽ふるさと歩道」の草刈りや倒木の処理などを行っている。登山者に眺望を楽しみ、疲れを癒やしてもらおうと、いすの製作、設置を決めた。

 1人用のいす17脚と長いす2脚を製作。1人用の材料には市内の倒木を使った。31日は会員4人がいすを牛岳山頂まで運んだ。この日は悪天候のため設置せず、3日に同歩道沿いの7合目や展望台、頂上に取り付ける。

 田嶋会長は「能登半島や白馬などが見られる牛岳の眺望は素晴らしい。ぜひ多くの人に足を運んでほしい」と話した。

 同会では、6日の牛岳山頂春祭と開山祭で一緒に登山する人を募集している。同日は午前7時半に庄川水記念公園に集合する。問い合わせは田嶋会長、電話090(8091)1506。

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