初心者や子ども向けのボルダリングルーム。森をイメージしている

初心者や子ども向けのボルダリングルーム。森をイメージしている

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登って渡って、子どもら挑戦 「たつの未来館」オープン

信濃毎日新聞(2018年6月1日)

 辰野町が荒神山公園内の旧町営プール管理棟を改修した「たつの未来館(愛称・アラパ)」が31日、オープンした。壁の突起物に手足を掛けて登るボルダリングや、綱渡りを発展させたスラックライン、キックバイクなどが楽しめる施設で、6日まで無料で利用できる。この日は近くの保育園児や親子連れが早速体を動かした。

 2004年に営業を休止した町営プールの一部が14年ぶりに生まれ変わった。同町のゲンジボタルの名所・松尾峡でホタルの保護や育成に尽力し、15年に亡くなった勝野重美さんが残した研究資料を展示するコーナーや、ホタルの幼虫の餌になるカワニナを育てる部屋も設けた。

 町東部保育園の年長児43人は施設内を散策。2歳の長女と訪れた塩尻市の主婦加藤恵里さんは「ボルダリングに興味があり、気軽に体験できる施設ができてうれしい」と話した。

 開館時間は午前10時〜午後10時。7日以降は、ボルダリング1日千円(中学生以下500円)など使用料が必要。問い合わせはアラパ(電話0266・41・2448)へ。

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