能登の魅力を語る篠井さん(右)=輪島市マリンタウン

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能登立国1300年、通年で盛り上げ ふるさと博、輪島でオープニング式典

北國新聞(2018年6月3日)

 能登立国1300年「能登ふるさと博」(北國新聞社後援)のオープニングセレモニーは2日、輪島市マリンタウンで行われ、県と宝達志水町以北の4市5町の関係者が「能登は一つ」を合言葉に誘客へ取り組むことを確認した。11年目を迎えた今年、能登立国の節目を記念して初の通年開催となった。事務局の県は、各市町の祭りや食の催しに「能登立国1300年」を冠し、共通パンフレットなどで浸透を図る。
 能登ふるさと博開催実行委員長の大林重治七尾商工会議所会頭が開会を宣言し、谷本正憲知事が「節目の年をチャンスとして捉え、世界農業遺産の里山里海、日本遺産のキリコ祭りを全国に発信したい」とあいさつした。
 ステージイベントには、金沢市出身の俳優篠井英介さんが登場し、輪島が舞台となったNHK連続テレビ小説「まれ」に出演した思い出や、能登の魅力に触れた。篠井さんは「能登は風光明媚(めいび)な景色と食べ物がすてきだが、一番の魅力は人の優しさ」と語った。
 能登立国の日が6月4日(旧暦5月2日)であるため、直前の休日となる2、3日に市民まつりが行われている輪島市がオープニング式典の会場となった。
 能登ふるさと博は2007年3月の能登半島地震から復興に取り組む地元を盛り上げる狙いで08年夏に第1回が行われ、10年から夏と冬が会期となった。能登全域をパビリオンに見立て、県と4市5町、観光、商工関係の団体で実行委員会を組織している。

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