阿弥陀岳を背に、赤岳山頂で登山者の安全を祈った八ケ岳開山祭

阿弥陀岳を背に、赤岳山頂で登山者の安全を祈った八ケ岳開山祭

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八ケ岳開山祭、安全登山誓う 赤岳山頂、400人参加

信濃毎日新聞(2018年6月4日)

 八ケ岳連峰の主峰赤岳(2899メートル)山頂で3日、夏山シーズンの到来を告げる開山祭が行われた。山小屋関係者や登山者ら約400人が参加。山頂にある赤岳山神社で神事を行い、登山者の安全を祈った。

 ちの観光まちづくり推進機構と八ケ岳観光協会、茅野山岳会の主催。開山祭では、同山岳会会員が、これまでに八ケ岳での遭難で亡くなった人に追悼の意を表し、「安全登山に徹することを誓う」と決意表明。参加者全員で黙とうした後、「雪山讃歌」を歌った。参加者には、八ケ岳でも咲くイワセントウソウをあしらったピンバッジが配られた。

 この日は好天に恵まれ、山頂では北、中央、南の各アルプスや富士山も見渡せた。

 諏訪地方では、諏訪市・茅野市境の車山で2日、伊那市・諏訪郡富士見町境の入笠山でも3日にそれぞれ開山祭があった。

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