福井県内出身4人のロックバンドで2010年に解散した「ザ・ルーズドッグス(ルーズ)」の元メンバー、タカハシケンジさん(37)=福井市=と前田一平さん(37)=越前市=の1年ぶりのライブが6月17日、福井市の北ノ庄クラシックスで開かれる。ロックやポップスなどのオリジナル約20曲を、アコースティックにアレンジし熱唱する。
「1年に1度、2人でライブをしよう」と昨年、タカハシさんが前田さんに声掛け。誕生日(1980年6月21日)が同じということで「双生児」にかけ「ソーセージ」と銘打ち開いた昨年の"復活ライブ"を、全国から多くのファンを呼び込み成功させた。
タカハシさんはアコースティックギターとパーカッションを、前田さんはアコースティックギターを奏で歌声を響かせる。メジャーデビュー曲「ラジオガール」や「しょぼい顔すんなよベイベー」「雨のち虹色」などルーズ時代の曲や、解散後それぞれが書き下ろした曲をソロで披露。ルーズ時代にツアーなどで共演した、福井市出身のキーボード奏者、前波芳明さんをゲストに迎える。
タカハシさんは「20代に歌った歌を、30代後半になった今歌うと(歌詞は同じなんだけど)、違った情景や感情がにじみ、それが歌になる」と、等身大の姿をステージにぶつける覚悟だ。
午後3時開演。全席自由2千円(1ドリンク500円)。小学生以下無料。チケットを予約、来場した人にデモCDをプレゼントする。申し込みは北ノ庄クラシックス=電話0776(27)6101=かメールjinke80.yoyaku@gmail.com