茶会で使った出品作家の茶碗や茶道具を鑑賞する参加者=金沢21世紀美術館

茶会で使った出品作家の茶碗や茶道具を鑑賞する参加者=金沢21世紀美術館

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作り手、使い手が対話 現代工芸展で茶会

北國新聞(2018年6月15日)

 第57回日本現代工芸美術展石川展(現代工芸美術家協会、同石川会、本社主催)の現代工芸茶会は14日、金沢21世紀美術館の松涛庵(しょうとうあん)と山宇亭(さんうてい)で開かれた。出展作家がこの日のために制作した茶碗(ちゃわん)で一服が振る舞われ、茶の湯を通して作り手、使い手の対話が生まれた。
 作家自らが茶会を担当する石川会独自の企画で、十一代大樋長左衛門さんが席主を務めた。床には富山出身で現代工芸美術家協会創設者の漆芸家・山崎覚太郎氏の色紙「独歩晴天」、金沢美大で教えた鋳金家・高村豊周氏の花器を飾った。
 茶会後は茶道具がキャプション付きで展示された。染織の作家が手掛けた茶碗などもあり、参加者は茶碗と、石川展や県立美術館で開催中の日展金沢展(本社主催)の出品作を重ね、作家の創意をくみ取った。両展共に17日まで。

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