さまざまな作品を楽しむ来場者=砺波市美術館

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126人の意欲作一堂に となみ野美術展開幕

北日本新聞(2018年6月17日)

 砺波地方で活躍する作家の意欲作を紹介する「となみ野美術展2018」が16日、砺波市美術館で開幕した。7月15日まで。

 日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門に126人が1点ずつ出品。うち13人が初出品した。最高賞のとなみ野美術大賞を初めて受賞した南砺市本町(井波)の彫刻家、川田良樹さんの「本日のメニューは、」は、腕を組んだコックをモチーフにした木彫作品で、他にはない存在感が人の目を引く。

 開幕式には出展作家ら約120人が出席。夏野修砺波市長と勢藤北日本新聞社取締役高岡支社長があいさつした。小野田裕司館長が受賞作品を講評し、川岸勇市議会議長が祝辞を述べた。山本仁史市教育長らが加わりテープカットした。来場者が各部門の作品をじっくりと見て回った。

 観覧料は一般600円、高校生以下・障害者は無料。会期中は無休で、6月23、24、30日と7月1日に同館学芸員による作品解説を行う。砺波市、同市教委、同市花と緑と文化の財団・同市美術館、北日本新聞社主催。富山テレビ放送共催。

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