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北斎漫画の世界 小布施で企画展

信濃毎日新聞(2018年6月18日)

 江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎(1760〜1849年)の作品を収蔵する小布施町の北斎館で、絵手本「北斎漫画」を取り上げた企画展「面白すぎる!!北斎漫画の世界」(信濃毎日新聞社共催)が開かれている=写真。人物や建物、風景など森羅万象を描いた作品42点を展示している。

 北斎漫画は北斎が絵の教科書として描き、版本として量産。陶磁器などの包み紙として海外にも渡った。展示作のうち「護身術と忍者」の作品群は、忍者が綱によじ登る姿や相手を投げ飛ばす様子を描写。「天気」の作品群は、黒い雷雲や雨を降らす雲を描き分けている。

 北斎漫画は全部で15編あり、昨年の企画展で初編から4編を展示したのに続き今回は5〜9編を展示。学芸員の荒井美礼(みゆき)さん(29)は「当時の生活の様子が分かり、人物も表情が豊か」と魅力を話す。

 9月9日までで入館料千円(高校生700円、中学生以下無料)。問い合わせは北斎館(電話026・247・5206)へ。

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