痛車が並び、コスプレーヤーやカメラマンでにぎわう石動駅前商店街

痛車が並び、コスプレーヤーやカメラマンでにぎわう石動駅前商店街

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商店街コスプレ一色 小矢部、「痛車」もずらり

北日本新聞(2018年6月18日)

 小矢部市の石動駅前商店街を中心会場とした「街かどコスプレイヤー&痛車コレクション2018初夏」が17日行われた。県内外のコスプレーヤーやカメラマン計350人が集まる盛況ぶりで、キャラクターの世界観に浸りながら撮影を楽しんだ。

 石動駅前商店街の活性化に取り組むNPO法人「石動まっちゃプロジェクト」(理事長・田悟謙三北日本新聞小矢部西部販売店主)が開催。商店街周辺は寺院と旧呉服店の4カ所、旧北陸工業専門学校とメルヘン建築で知られる旧岩尾滝小学校の郊外2カ所に撮影スポットを設けた。

 商店街の一部は歩行者天国となり、アニメキャラクターなどをラッピングした「痛車」30台がずらりと並んだ。アニメやゲーム、漫画のキャラクターの衣装に着替えたコスプレーヤーたちは撮影スポットを巡り、こだわりの一枚を撮影していた。漫画「四月は君の嘘」の登場人物になりきっていた高岡市の女性(20)は「メルヘン建築の建物の中や寺院の撮影は普段難しい。貴重な体験ができた」とうれしそうだった。

 同人誌販売や音楽イベント、ゲームコーナーなどもあり、地域住民も普段と違った雰囲気を味わいながら街を歩いた。小矢部市西町の慈光院では戦国時代の食事を再現した「戦国飯」が提供された。北日本新聞社後援。

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