テーマ性豊かな会員たちの連作が並ぶ「フォトSunSun」の写真展=6月19日、福井県鯖江市まなべの館

テーマ性豊かな会員たちの連作が並ぶ「フォトSunSun」の写真展=6月19日、福井県鯖江市まなべの館

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自然や街、色彩豊かに切り取る 鮮やか写真60点 鯖江市

福井新聞(2018年6月20日)

 丹南地域の写真愛好家グループ「フォトSunSun」の写真展(福井新聞社後援)が6月19日、福井県鯖江市まなべの館で始まった。会員20人が自然の表情や街の風景を色彩豊かに切り取った60点を並べている。24日まで。

 同市の夢みらい館・さばえを拠点に月1回の例会や年4回の撮影会などを通して技術向上を図っている。作品展は1年間の集大成の場として毎年開いており21回目。

 代表の青山重隆さん(76)=同市=は10数年通い続けた冬の富士山の写真の中から、よりすぐりの3点を展示。湖の奥に広がる雄大な裾野から朝日が顔を出す一瞬などを捉えている。展示を担当した坪田時男さん(80)=同市住吉町3丁目=の作品は「水温む」をテーマに雪解けの湖や峡谷を写した3連作。湖面に映る周囲の緑をオーバー露出で狙い、春らしい柔らかな色合いに仕上げたという。

 そのほかサイクリングの様子を連写で狙った写真や、街の表情を赤や青の色彩を際立たせて捉えた連作など趣向を凝らした作品が並ぶ。

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