「大地の芸術祭」の総合ディレクター、北川フラムさんが見どころを話した企画発表会=十日町市

「大地の芸術祭」の総合ディレクター、北川フラムさんが見どころを話した企画発表会=十日町市

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大地の芸術祭 住民も決起 十日町で企画発表

新潟日報(2018年6月22日)

 十日町市と津南町で7月29日に始まる「大地の芸術祭」の地元向け企画発表会が、十日町地域地場産業振興センター「クロステン」で開かれた。作品の紹介や芸術祭を支える住民による決意表明が行われ、350人が熱心に耳を傾けた。

 芸術祭は3年に1度開かれ、7回目。15日の発表会では、関口芳史市長が「作家と地域の交流は既に始まっている。多くの仲間と共に芸術祭を盛り上げたい」とあいさつした。

 総合ディレクターの北川フラムさんは、今回の目玉として越後妻有里山現代美術館「キナーレ」での「方丈記私記」を挙げた。

 国内外の建築家やアーティストが4畳半の空間の活用例を提案するもので、立ち飲み屋やカラオケバー、コーヒーショップなど27作品が並ぶ。

 北川さんは「古い商店街が苦境に直面しているが、これらの作品が集まったらすごいことになる」と話した。

 鑑賞者向けに食事を作る女性や、住民の代表がステージに上がり、「また来たいと言ってもらえるよう頑張る」「自分も楽しみながら、芸術祭に協力したい」と抱負を述べた。

 同市の女性会社員(50)は「開幕が楽しみ。全部の作品を回りたい」と話していた。

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