氷見市稲積の西洋風庭園・氷見あいやまガーデンで、濃い赤色の花が目を引く「ダイナミックス」など8品種のユリが見頃となり、来園者を楽しませている。
同園では1・2ヘクタールのユリ園で32品種1万5千株を栽培している。現在はダイナミックスのほか、濃いオレンジ色の花を咲かせる「ハイドパーク」、鮮やかな黄色の「ロイヤルトリニティー」など約6千株が、色とりどりの花を咲かせている。冬の寒さが厳しかった影響で昨年よりやや開花が遅れた分、一度に花が開いたという。
21日も梅雨の合間を縫って来園者が訪れた。高岡市から来た林昌子さん(63)は「いろいろな種類があり、見ていて楽しい」と話した。
ユリの女王と呼ばれる「カサブランカ」は7月中旬から咲き始める。同園では24日午後1時半からユリの栽培教室を開く。参加無料。