宇宙を題材にしたアートが飾り付けられた、えちぜん鉄道の車両=26日、福井市のえち鉄車両基地

宇宙を題材にしたアートが飾り付けられた、えちぜん鉄道の車両=26日、福井市のえち鉄車両基地

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えちぜん鉄道に宇宙の装い 運行スタート

福井新聞(2018年6月28日)

 えちぜん鉄道の車両内を、福井工大の学生が宇宙を題材にしたアートで飾り付ける作業が6月26日、福井市松本上町のえち鉄車両基地で行われた。勝山永平寺線、三国芦原線で27日から7月17日まで運行される。

 福井工大の学生によるえち鉄車両の装飾は、2009年から続く共同プロジェクト。例年は七夕をテーマにしていたが、10年目の節目の今回は宇宙や星にも幅を広げ、「宇宙アート電車プロジェクト」と銘打った。

 テーマは「私たちの見ている宇宙」。運用を終えた人工衛星など宇宙開発に伴って増えている「宇宙ごみ」の問題を啓発する思いを込めた。

 同大環境情報学部デザイン学科1年生を中心に約30人で4月から準備。捨てられたペットボトルや傘などを貼り付けた黒色の約2メートルの板と、銀、赤、青の塗料で着色した黒い厚紙を車内に飾った。作品に使ったごみは、学生がえち鉄の三国港駅周辺や新田塚-福井駅間の沿線で拾った。

 同大1年の饗庭大喜さん(19)=滋賀県出身=は「ぱっと見るとアートだが、よく見たらごみだと分かると思う。きれいなだけではない宇宙を感じてほしい」と話した。

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