しなの鉄道(上田市)が7〜8月、小学生を中心に鉄道業務などを体験する初の「夏休みお仕事体験」を、軽井沢町の軽井沢駅構内にある「森の小リスキッズステーションin軽井沢」などで開く。
小学生向けでは、保護者同伴の2種類のプログラムを用意。駅長や同社の仕事を体験する回は1日1組限定で7月27日と8月の毎週金曜日に開く。柴田公成駅長(44)と一緒に点呼などを体験。169系車両「イエローキッズでんしゃ」の運転台見学、観光列車「ろくもん」の回送列車での車内放送体験もある。駅併設の施設内にスタジオがある軽井沢エフエム放送の協力で、放送業務を体験する回を1組限定で8月6日に開く。
他に、列車運行図表「ダイヤグラム」を学び、JR横川駅(群馬県)隣接の「碓氷峠鉄道文化むら」の講座に参加する小学生以上のプログラム(8月4日)、ろくもん車内見学やキッズステーション探検ツアーを組み合わせた3歳以上のプログラム(8月13日)も用意している。
いずれも有料で、しなの鉄道ホームページで29日午後1時から募集。締め切りは7月12日。申し込み多数の場合は抽選。問い合わせは同社軽井沢事業推進室(電話0267・46・8223)へ。