ホテルに設置された小千谷産錦鯉をPRする展示水槽=29日、京都市中京区(小千谷市提供)

ホテルに設置された小千谷産錦鯉をPRする展示水槽=29日、京都市中京区(小千谷市提供)

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小千谷の錦鯉外国客にPR 京都のホテルで展示

新潟日報(2018年7月2日)

 小千谷市は6月29日、京都市内のホテルで、小千谷産錦鯉の展示を始めた。国内有数の人気観光地の京都で、外国人観光客らに「泳ぐ宝石」の魅力をPR。発祥の地・小千谷の認知度向上を狙う。市は、観光誘客と錦鯉の販路拡大への効果を期待している。

 錦鯉を展示するのは、京都市中京区にあるホテルグレイスリー京都三条。有名観光地の錦市場や祇園からも徒歩圏内に位置する。訪日外国人向けの内装を施した部屋を備えており、年間宿泊者数12万人のうち、外国人は9万人を見込む。

 体長15~20センチの紅白や昭和三色など10尾を小千谷市が提供し、ホテル南館の1階ロビーに設置した水槽で飼育。水槽の下には、小千谷の紹介、同市の観光施設「錦鯉の里」の外国語版ホームページにアクセスできるQRコードを記している。同日は山崎淳副市長とホテルの関係者が出席し、除幕式が行われた。

 中国上海から家族で京都観光に訪れたという女子児童(10)は「錦鯉の色がとてもきれいで、かわいい」と話していた。

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