選果作業のため、大型ベルトコンベヤーの上を流れる露地栽培のスイカ

選果作業のため、大型ベルトコンベヤーの上を流れる露地栽培のスイカ

長野県 松本・上高地・美ヶ原 特産

露地物スイカ「大きく、味もいい」 松本・波田で選果始まる

信濃毎日新聞(2018年7月3日)

 スイカの産地として知られる松本市波田の松本ハイランド農協(本所・松本市)すいか共選所で2日、露地栽培のスイカの選果が始まった。今年の信州の梅雨明けは6月29日と記録的に早く、生産者は少雨対策で人工的な水やりを精力的に行って平年並みの玉の大きさを確保した。

 初日は生産者10戸が直径20センチ前後の約3千玉を持ち込んだ。大型ベルトコンベヤーに載せられたスイカはレーンを流れ、共選所の担当者が1玉ずつ機械に通し、糖度や熟度、外観、重さなどを調べた。スイカは箱詰めされて県内外の市場に出荷された。

 同農協によると、6月以降は昼夜の気温差が大きく甘みが増した。管内のスイカ生産者は220戸で栽培面積は220ヘクタール。露地物の出荷は9月中旬まで続き、ハウス栽培を含めた出荷量は95万ケース(1ケース2玉)を見込む。生産者の1人、古田孝志さん(57)は「今年は天気が良くて、玉も大きく、味もいい」と話した。

 長野地方気象台によると、6月の松本の降水量は61・5ミリで平年の半分ほど。平均気温は20・8度で平年より0・9度高かった。県内を含む関東甲信地方が6月に梅雨明けするのは、1951(昭和26)年の統計開始以降で初めて。

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