牛の角突き観戦前に、歴史やルールを説明した木島良さん=1日、小千谷市小栗山の福生寺

牛の角突き観戦前に、歴史やルールを説明した木島良さん=1日、小千谷市小栗山の福生寺

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小千谷「牛の角突き」 取組前に初心者向け講座

新潟日報(2018年7月3日)

 小千谷市に伝わる国指定重要無形民俗文化財「牛の角突き」の観戦初心者が、取組の前にその魅力のレクチャーを受ける催しが7月1日、7月場所に合わせて、同市で行われた。新潟市など県内各地から16人が参加。角突きの実況を担当している木島良さん(35)から歴史やルールの説明を受け理解を深めた後、実際の観戦を楽しんだ。

 「木島さんの牛の角突きばなし」と題し、小千谷闘牛振興協議会が初めて企画。角突きに興味を持ちながら、独特のルールを知らない人に闘牛場へ来てもらい、新たなファンを増やそうと実施した。

 レクチャーは小千谷市小栗山の小千谷闘牛場に近い福生寺を会場に開かれた。木島さんは角突きが引き分けを前提にしていると説明。その理由の一つとして、けがを避けるためであり、「牛を家族としていた、地域の人の優しさ、思いやりが生んだ文化」と述べた。また、牛の特徴や性格を紹介しながら、当日の取組の見どころについて語った。

 参加者は地元名産のそばで昼食を共にした後、取組を観戦した。妙高市の会社員男性(60)は「分かりやすい言葉で説明してくれて、楽しみ方のポイントが理解できた。角突きを初めて見たが、観戦のいいきっかけづくりをしてくれた」と話した。

 小千谷闘牛場では11月までの毎月1回、角突きを開催しており、協議会では今後も同様の企画を考えたいとしている。

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