国際デザイン製品展で初披露された松本城の木製パズル

国際デザイン製品展で初披露された松本城の木製パズル

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松本城の木製パズル 都内企業が7月下旬発売へ

信濃毎日新聞(2018年7月5日)

 おもちゃの企画製造、販売を手掛ける都内の企業「エーゾーン」が、松本市の国宝松本城の木製パズルを開発した。4日、東京ビッグサイト(東京)で開幕した「DESIGNTOKYO国際デザイン製品展」で披露した。社長の横関謙治さん(63)=東京=が昨夏、初めて訪れて「外観やシルエットの美しさ、地域の松本城への愛情に感動した」のがきっかけ。7月下旬に全国で販売する予定だ。

 縦19・1センチ、横21・8センチ、高さ17・2センチ。シナ合板のパーツ309個を組み立てる。木のぬくもりや親しみやすい風合いが特徴で、石垣や天守のシャチなども精巧に再現。完成後、水性絵の具で色を付けて楽しむこともできる。

 国内外から同展に訪れた来場者は、松本城の木製パズルを眺めて「細かい」「家に1個欲しい」「ビューティフル」と話していた。

 横関さんは「松本城が世界遺産に登録されれば海外からの注目がいっそう高まる」と期待。松本城ファンとして役に立ちたいと、木製パズルの収益の一部を城の維持管理費として市側に寄付することも検討したいという。

 販売価格は6千円(税別)を予定。県内での販売先は未定だが、インターネット販売も予定している。問い合わせは同社(電話03・6402・0167)へ。同展はビジネス向けで、一般の入場はできない。

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