綱女が幼児を助けた様子を描いた「若州良民伝」(手前)などを展示している企画展=4日、小浜市千種1丁目の山川登美子記念館

綱女が幼児を助けた様子を描いた「若州良民伝」(手前)などを展示している企画展=4日、小浜市千種1丁目の山川登美子記念館

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小浜の女性偉人に光 山川登美子記念館 史料などで紹介

福井新聞(2018年7月5日)

 小浜ゆかりの女性の偉人にスポットを当てた企画展「語り継がれる女性(ひと)」が4日、小浜市千種1丁目の山川登美子記念館で始まった。明治時代の歌人山川登美子をはじめ、狂犬から子どもを守った江戸時代の少女綱女(つなじょ)、浅井長政とお市の方の次女常高院(お初)ら6人を関連史料やパネルで紹介している。

 現在の同市西津地区の漁師の娘だった綱女は奉公先で子守をしていたときに狂犬に襲われ、自らの命と引き換えに幼児を守った。その際の生々しい様子を描いた史料「若州良民伝」を展示している。

 常高院に関しては、小浜の豪商・組屋家への礼状として侍女に書かせた書状を紹介。山川登美子については、歴史や文学作品に登場する女性の人物評を直筆した「あるあらぬものの上にたゞ想像の人」を展示した。

 そのほか、若狭国に生まれ不老伝説となった八百比丘尼、明治維新の立役者・木戸孝允の妻となった幾松、百人一首の「沖の石」の歌を詠んだことで知られる二条院讃岐も紹介している。

 企画展は10月29日まで(火曜休館)。観覧料は大人300円、高校・大学生200円。

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