体験イベントへの参加を呼び掛ける氷見寿司組合のメンバー

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氷見の魚で寿司にぎろう 29日、観光客対象に体験会

北日本新聞(2018年7月6日)

 氷見市内のすし店10業者でつくる氷見寿司(すし)組合(大野照雄組合長)は29日午前10時から、観光客を対象にした「氷見寿司にぎり体験」を市漁業文化交流センターで開く。作ることですしに親しみ、氷見の豊かな食文化も知ってもらおうと初めて企画した。組合員の職人8人が同センターに5日集まり、打ち合わせと試作に取り組んだ。

 体験イベントは、20人までの参加を予定。氷見で水揚げされた魚を中心に旬のねたを用意し、職人たちのアドバイスを受けながら1人前(8貫)を完成させる。あら汁も付き、参加費は大人、子どもとも1人3240円。

 この日は、企画に協力する市観光協会の職員と共に段取りなどを打ち合わせた。シオノコやマグロ、アカイカ、ヒラメなどで試作し、「ねたをあまり長い時間、手に持たない」といった指導のポイントを確認し合った。組合の技術部長を務める早垣敏春さん(69)=朝日寿司=は「心を込めてにぎることが大事と伝えたい」と話した。

 組合は今後、旬の魚がとれる時季ごとに体験イベントを開いていく考え。大野組合長(71)=橘寿司=は「イベントをきっかけに氷見のすしのおいしさを知ってもらい、お店にも足を運んでほしい」と話した。申し込みや問い合わせは市観光協会、電話0766(74)5250。

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