アニメ聖地88の認定プレートを手にする林市長(中央)と、アニメツーリズム協会の寺谷理事=氷見市潮風ギャラリー

アニメ聖地88の認定プレートを手にする林市長(中央)と、アニメツーリズム協会の寺谷理事=氷見市潮風ギャラリー

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潮風ギャラリーにアニメ聖地認定プレート 氷見

北日本新聞(2018年7月10日)

 「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」に選ばれた氷見市中央町の潮風ギャラリーに9日、アニメツーリズム協会(東京)から認定プレートと「ご朱印」と呼ばれる公式スタンプが贈られ、関係者が「まんがのまちづくり」の進展へ期待を高めた。

 潮風ギャラリーは市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの複製原画などを多数展示しており、昨年8月に同協会から聖地に認定された。認定プレートは協会の正会員に交付され、県内では初めて。

 この日は同ギャラリーで受領式があり、寺谷(てらや)圭生(たまき)協会理事・事務局長が「海外からも観光客を呼び込めるよう、未来を一緒につくっていきたい」とあいさつ。認定プレートを受け取った林正之市長は「アニメや漫画は日本が世界に誇るコンテンツ。アニメツーリズムがさらに盛んになることを願っている」と述べた。

 プレートはA3判。当面は館内に置き、12日の展示入れ替えと合わせて正式に掲示する。ご朱印(8センチ四方)は入り口に置き、来館者が協会の公式ご朱印帳などに押印できる。岡山県倉敷市から夫婦で訪れた後藤秀磨さん(68)、明子さん(65)は「子ども時代に親しんだ作品ばかりで楽しい」と話し、早速スタンプを利用していた。

 協会では今後、国内の聖地をつなぐ広域観光の実現を目指す。林市長は「各聖地が持ち回りで開く『アニメサミット』を実現してほしい」と期待した。

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