岩場で海の生き物を探す参加者=8日、柏崎市番神

岩場で海の生き物を探す参加者=8日、柏崎市番神

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柏崎「番神自然水族館」始まる 海の生き物捕まえ観察

新潟日報(2018年7月10日)

 柏崎市の番神海水浴場近くの岩場で磯遊びを体験するイベント「番神自然水族館」が8日に始まり、家族連れらが海の生き物観察を楽しんだ。

 今年が海水浴場開場130周年となることに合わせて、市が約60年ぶりに復活させた。1950年代まで地元有志が自然水族館として使っていた岩場を利用し、新潟県立こども自然王国(柏崎市)に業務委託した。

 8日は市内の22人がイベントに参加した。スタッフの説明を受け、浅瀬にある岩場から生き物を探した。カニやヤドカリが見つかると「いたよ」と歓声が上がり、網などを使って捕まえた。海の中に潜って小魚や貝を見つける子供たちもいた。

 1時間でイソガニやウミウシなど20種類ほどの生き物を捕獲した。子どもたちは興味深そうに観察し、終了後は海に戻した。

 家族で参加した柏崎市の日吉小5年男子児童(11)は「いろいろな小さい魚を見つけられた。予想していたよりたくさんの種類の生き物がいた」と喜んでいた。

 8月19日までの土、日曜、祝日に行う。1人500円で、事前予約が必要。問い合わせは県立こども自然王国、0257(41)3355。

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