東急リゾートサービスが運営するスキージャム勝山(福井県勝山市)の新エリア「ジオ・イルミネーション」の点灯試験が7月9日夜、行われた。暗闇の山中に、太古の地球や恐竜をテーマにした光の世界が出現。音楽や映像の演出もあり、タイムスリップしたような異世界が広がっている。14日にオープンする。
リゾートセンター西側の敷地約2万6100平方メートルに、約60万個の発光ダイオード(LED)電球を装飾した。同社によると面積、電球数ともに北陸最大級。地球誕生から中生代までを表現した六つのエリアがあり、地上絵やプロジェクションマッピングなど、さまざまな光の仕掛けが施されている。
入り口を過ぎて、しばらく進むと現れるのは「先カンブリア代~植物誕生」エリア。海をイメージした青い光が波打つように強く光り、その中でクラゲやサンゴなどのモニュメントが静かに輝く。監修した夜景評論家、丸々もとおさん(東京都)らが各エリアを巡り、光の軌道や見栄えを確認していた。
10月28日まで、午後6時半~10時(9月15日からは午後5時半~9時)に営業する。入場料は大人千円、小学生500円、小学生未満は無料。