「恋する灯台」に認定された角田岬灯台=新潟市西蒲区

「恋する灯台」に認定された角田岬灯台=新潟市西蒲区

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「恋する灯台」認定 角田岬灯台 新潟・西蒲区

新潟日報(2018年7月13日)

 新潟市西蒲区角田浜の角田岬灯台が、ロマンチックな灯台を紹介し地域活性化につなげる「恋する灯台プロジェクト」で、「恋する灯台」として認定された。県内では能生港灯台(糸魚川市)に続き2件目の認定。21日には市に認定証が贈呈される。地元は魅力の発信に期待している。

 恋する灯台プロジェクトは、一般社団法人日本ロマンチスト協会(長崎県)と日本財団(東京都)が主催。日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で2016年に始まり、ことしは角田岬灯台を含め11基を新たに選定。現在、全国で42基を認定している。

 新潟海上保安部によると、角田岬灯台は1959年に建った高さ13メートルの灯台。角田山の登山口の階段を上った岬に立つ。

 全国の灯台からロケーションや歴史、造形美などを同協会の会員が審査して選出、先月19日に発表した。佐渡海峡を見下ろす眺望や、下の洞窟などが評価された。

 同プロジェクトは、認定した灯台をウェブサイトに場所や講評を添えて紹介している。今後は、灯台の周辺の観光情報を掲載したリーフレットを作製し、サイト上で公開する予定だ。

 地元の住民は、認定を記念して海水浴場でのイベントを企画するなど、地域の活性化に役立てたい考え。角田浜の阿部高吉自治会長は「光栄なこと。多くの人に訪れてほしい」と話した。

 認定証は、21日に角田浜海水浴場で開かれる海上相撲大会の会場で、日本ロマンチスト協会の波房克典会長が篠田昭市長に贈呈する。

 新潟海上保安部は21日、角田岬灯台の内部を一般公開する。午前10時~午後3時。事前申し込み不要。荒天時は中止。

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