特別展で発掘された英国以外で初公開となるネオベナートルの実物化石と復元された全身骨格=12日、福井県勝山市の県立恐竜博物館

特別展で発掘された英国以外で初公開となるネオベナートルの実物化石と復元された全身骨格=12日、福井県勝山市の県立恐竜博物館

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国内初公開の化石など79点 勝山・県立恐竜博で特別展

福井新聞(2018年7月13日)

 福井県立恐竜博物館(勝山市)の本年度特別展「獣脚類~鳥に進化した肉食恐竜たち~」が13日開幕する。鳥類へ進化し恐竜グループで唯一生き残った「獣脚類」にスポットを当て、国内初公開34点を含む79点の化石や全身骨格などを展示する。10月14日まで。

 フクイラプトルやティラノサウルスなどで知られている獣脚類は2本足で歩き肉食が多い。進化の過程で羽毛をまとった種類が現れ、鳥へ進化した。特別展では獣脚類の出現から羽毛の獲得、羽ばたいて飛ぶまでの進化史を五つのゾーンに分け紹介している。

 目玉は英国ワイト島で発見された原始的な獣脚類のネオベナートル(白亜紀前期)。肋骨(ろっこつ)や歯などの実物化石のほか、県工業技術センターが骨格を基に3Dプリンターで複製、くみ上げた全長7メートルの全身骨格も展示した。

 このほか体重380グラムの小型獣脚類で、中国河北省で発見されたコウモリのような皮膜とみられる翼を持つイー・チー(ジュラ紀後期)の実物化石や、勝山市の北谷町から発見された原始的な鳥類とみられる研究中の化石も公開している。

 観覧料(常設展料も含む)は一般1200円、高校大学生800円、小中学生600円、70歳以上500円。9月12日、同26日、10月10日は休館。

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