ブラックユーモアをテーマに新たに展示された複製原画に見入る児童=氷見市潮風ギャラリー

ブラックユーモアをテーマに新たに展示された複製原画に見入る児童=氷見市潮風ギャラリー

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怖い32点新たに展示 ブラックユーモアやホラー

北日本新聞(2018年7月13日)

 氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの作品を紹介している同市中央町の潮風ギャラリーは12日、新たに複製原画32点の展示を始めた。ブラックユーモアやホラーをテーマにした藤子(A)さん独特の作品を集めており、同ギャラリーは「夏の暑さも和らぐような背筋の凍る物語を楽しんでほしい」とPRしている。

 新たに展示したのは、喪黒福造が登場するシリーズ「帰ッテキタせぇるすまん」のカラー原稿や、「ぶきみな5週間」シリーズなどの複製原画。少年誌で掲載された人気作「魔太郎がくる!!」「ブラック商会変奇郎」もある。

 日常生活から少し足を踏み外したところで起きる不思議な出来事や、人間の心に潜む恐ろしさなどが描かれ、藤子(A)さんの作品世界の広さがうかがえる内容。人気作「怪物くん」や「忍者ハットリくん」が苦手なものを怖がる様子も見られる。9日に交付された「アニメ聖地88」の認定プレートも正式に設置した。

 この日は「海の学習」で氷見市を訪れた長野県中野市の長丘小学校児童12人が来館し、早速新しい展示に見入った。江本采夏(あやな)さん(5年)は「帰ッテキタせぇるすまんの、動物がいきなり襲ってくるこまが怖かった」と驚いた様子だった。

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