回収促進袋を使って雑がみを運ぶ生徒=金沢市兼六中

回収促進袋を使って雑がみを運ぶ生徒=金沢市兼六中

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資源に再利用、雑がみ回収 金沢・兼六中 菓子箱や包装紙、はがき

北國新聞(2018年7月19日)

 金沢市兼六中は18日、資源化可能な「雑がみ」の回収を初めて行った。市がごみの減量を目的に制作した袋を活用し、全校生徒734人が家庭から菓子の空き箱やはがきなどを持ち寄り、資源の再利用に理解を深めた。
 市によると、「雑がみ」は菓子の空き箱や贈答品の包装紙、紙袋、はがき、封筒などが該当する。名刺大以上であれば紙資源として再利用できる。市は、専用の「雑がみ回収促進袋」を13日までに市立の全81小中学校に配っており、8月からは無料で全戸に配布を予定する。
 兼六中は年3回の古紙回収の一環として、回収促進袋に記された雑がみの種類や大きさを参考に集めた。環境委員が中心となって校内の倉庫に運び込み、この日は約200袋が集まった。
 新聞紙や段ボールなどと異なり、家庭から出る雑がみの多くは回収、再生されずに燃やすごみとして捨てられている。市によると、燃やすごみのうち雑がみを含む古紙類は13%を占める。古紙回収量は年々減少傾向にあり、昨年は2008年の約半分に当たる4494トンにとどまった。
 市家庭ごみ減量化推進室の川崎徹室長は、無料の回収促進袋は雑紙をまとめて運ぶのに便利なように作ったと説明し、「再利用について普段の生活から意識を持ってほしい」と、市民に浸透するよう期待した。

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