金メダルを掛け、飯山高校スキー部員らと記念撮影するシャープ選手(中央)

金メダルを掛け、飯山高校スキー部員らと記念撮影するシャープ選手(中央)

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スキー板がつないだ縁 平昌「金」シャープ選手と飯山高生が交流

信濃毎日新聞(2018年7月20日)

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪フリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)で、金メダルを獲得したカナダのキャシー・シャープ選手(25)が19日、飯山高校(飯山市)を訪れ、スキー部員ら計約60人と交流した。シャープ選手が市内のスワロースキー社製の板を履いた縁で実現。一流アスリートの競技への姿勢を聞いた部員たちは刺激を受けていた。

 シャープ選手は、同社のオリジナルブランド「ZUMA(ツマ)」シリーズの板で競技に臨んだ。交流会で、選手は金メダルを披露。部員らは「すげー」などと驚きながら感触を確かめた。シャープ選手が「(金メダルに)キスしていいよ。たくさんの手あかがついているけど」と話すと、会場は笑いに包まれた。

 生徒からの質問も受けた。「スキー選手として大切にしていることは何か」の問いには、「オリンピックを目標にし、テクニックの面で常に新しいことに挑戦すること」と答えた。引退後の生活について尋ねられると、「難しい質問。今は(2022年の)北京冬季五輪を目指している。看護師など医療系の仕事には興味がある」と話した。

 スキー部の3年、横内真晴さん(17)は現在、けがでリハビリ中。交流が刺激になったといい、「いつも新しいことに挑戦し続けたい」と話していた。

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