動物の名前が付いた魚を展示した夏の特別展「水中動物園~アニマリウム~」が、福井県坂井市の越前松島水族館で開かれている。オオカミやパンダにそっくりなユニークな姿で、来場者を楽しませている。
夏休み期間に合わせて企画。動物に似た体の色や見た目から名前が付いた約30種類、300匹を展示している。
北海道や東北に生息する体長約1メートルの「オオカミウオ」は、茶色の大きな体と鋭い牙のある顔が特徴。じっとしていることが多いため、間近で見ることができる。顔の周りが鮮やかなピンク色をした「フラミンゴシクリッド」、白と黒の体の「パンダ金魚」も愛らしい姿を披露している。
担当者の木村美咲さんは「何の動物に似ているか想像しながらじっくり見てほしい」と話している。
企画展は9月2日まで。入館料は高校生以上2千円、小中学生千円、3歳以上500円。