北斗の拳のキャラクターがデザインされた高速バス。右奥は市内循環バス

北斗の拳のキャラクターがデザインされた高速バス。右奥は市内循環バス

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「おまえはもう乗りたくなっている―」 佐久で「北斗の拳」バス披露

信濃毎日新聞(2018年7月23日)

 人気漫画「北斗の拳」のキャラクターをあしらったラッピングバスが22日、佐久市内で披露された。原作者の武論尊(ぶろんそん)さん(71)=本名・岡村善行さん=が同市出身の縁で実現。作画担当の漫画家、原哲夫さん描き下ろしで、主人公「ケンシロウ」などが描かれ迫力満点。市民がしきりにカメラを向けた。

 千曲バス(佐久市)が佐久―東京間で運行する大型の高速バス2台と、小型の市内循環バス1台。車体の側面や後部にはケンシロウの他、「ユリア」「ラオウ」らも描かれた。高速バスには「佐久市に来い!!」の文字も入れた。

 武論尊さんは式典に、市内循環バスに乗って登場。迫力あるイラストに「面はゆい。市民全員に受け入れられるか不安はある」と苦笑いしつつ、「『すごいバスが走ってる』『乗ってみたいな』と、少しでも街が元気になってくれたらいい」と述べた。

 試乗会もあり、地元園児らが乗って市街地を回った。同市臼田の自営業三石友博さん(36)は写真を撮りながら「やっぱり目立ちますね。自分も乗ってみたい」と話した。

 武論尊さんは、市内で無料の「武論尊100時間漫画塾」を開き、市の奨学金の原資となる費用を寄付。今回もイラスト使用料は無償とした。高速バスは22日から、市内循環バスは23日から運行する。

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