完成した米騒動100年展のポスター

完成した米騒動100年展のポスター

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米穀商の古文書初公開 市立博物館28日から企画展

北日本新聞(2018年7月25日)

 滑川市立博物館の企画展「米騒動100年~滑川から全国へ」が28日から、同館で開かれる。ポスターが出来上がり、近藤浩二学芸員は「全国と比べた富山県や滑川の米騒動、当時の滑川町の様子が深く分かる展示になった。多くの人に足を運んでほしい」と話している。

 1918年の米騒動から今年で100年を迎えるのに合わせ、同館と滑川市、市教委が主催。北日本新聞社共催。

 展示では滑川町役場の日誌や当時の新聞記事、明治中期の滑川町の地図など県内外から集めた300点以上の資料やパネルが並ぶ。中でも米穀商の古文書は初公開の貴重な資料で、当時の寺内正毅内閣総理大臣からの書簡もある。

 ポスターは300枚、チラシは1万6千枚をそれぞれ作り、県内の文化、公共施設に配布した。タイトルの中の「100」は米に見立て、「1」は長粒のインディカ米をイメージしている。近藤学芸員によると、騒動の発生地だけでなく、騒動に至らなかった県西部の各地でも米価高騰の救済措置として外国米の廉売が行われた。近藤学芸員は「米騒動を語る上で、外国米はキーポイントの一つ」と話す。

 展示は9月2日までで、開館時間は午前10時~午後6時。月曜休館。入場料は300円(高校生以下無料)。同館と市民交流プラザ、ショッピングセンター・エールでは、前売り券を200円で販売している。問い合わせは同館、076(474)9200。

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