第６３回なんと福光ねつおくり七夕祭りが２６日、南砺市福光地域中心部で開幕し、色鮮やかな七夕飾りが通りを華やかに彩った。初日は民踊街流しや中学生のマーチング演奏があり、大勢の人でにぎわった。２９日まで。

　高さ１０メートルを越す大竹やアーチにつるされた七夕飾りがずらりと並んだ。商店街ごとに趣向を凝らしており、見物客が夏の風情を堪能した。街流しには、民踊団体のメンバーら約１２０人が参加。「福光音頭」を踊りながら練り歩いた。東町交差点では「三社柿の里音頭」を輪踊りした。福光、吉江両中学校の吹奏楽部がマーチング演奏を披露した。

　２７日は午後８時からなんとめでた花火大会がある。２８日はよさこい演舞や太鼓競演会、東町商店会によるキッズダンスコンテストなどを繰り広げる。最終日の２９日に予定されていた小矢部川親子ふれあいフェスティバルは台風の影響を懸念し、中止とした。

　祭りの問い合わせは実行委員会、電話０７６３（５２）２０３８。祭りと花火大会は北日本新聞社共催。キッズダンスコンテストは同後援。