射水市新湊地域中心部を流れる内川沿いを灯籠などで幻想的に彩るイベント「内川十(じゅう)楽(らく)の市・夏の夜の彩り」が27日、始まった。内川沿いに手作りの灯籠が並んだほか、橋にはイルミネーションが取り付けられ、大勢の来場者が夏の風物詩を楽しんだ。28日まで。
港町の風情や「日本のベニス」と呼ばれる内川の魅力をPRしようと、地元のNPO法人「水辺のまち新湊」や事業所、企業、各種団体などでつくる実行委員会が毎年実施している。
川の駅新湊(立町)で点灯式があり、合図とともに橋のイルミネーションに明かりがともった。周辺ではキンギョをモチーフにした風鈴や竹を使ったランプが並べられ、優しい光が川面を照らし出した。大勢の家族連れらが川沿いを歩き、祭りの雰囲気を満喫していた。
28日は、内川周辺で多彩なイベントが繰り広げられる。川の駅新湊周辺には多くの屋台が出店するほか、くじ引きやビンゴ大会などが行われる。
輪踊りやジャズライブ、よさこい踊りなどもあり、祭りを盛り上げる。北日本新聞社後援。