鳴子をモチーフにした「鳴子寿司」を手にする関係者

鳴子をモチーフにした「鳴子寿司」を手にする関係者

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鳴子形押しずし名物に 井波彫刻協同組合

北日本新聞(2018年7月28日)

 南砺市の井波彫刻協同組合(藤崎秀平理事長)は、よさこい演舞に使う「鳴子」を通して井波彫刻をアピールしているのに合わせ、鳴子の形をイメージした押しずしを考案した。「インスタ映え」を意識し、井波地域の新名物として定着を目指す。「いなみ太子伝観光祭」最終日の29日、井波別院瑞泉寺で60食を無料で試食してもらい、商品化に向け改善点を探る。

 井波彫刻協同組合は彫刻の町・井波が日本遺産に認定されたため、ことしから「鳴子プロジェクト」を始動。組合員による日本らしいデザインの鳴子製作や、よさこいメンバーが鳴子に彫刻を施す体験会などに取り組んできた。

 このプロジェクトに市商工会井波支部(藤井圭一支部長)が協力し、鳴子の形をイメージした「鳴子寿司(ずし)」を作った。組合員の野中願児さんが木曽ヒノキで押し型を作り、同市井波の福寿(ず)し(吉江敏征店主)が調理。シャケとすし飯を仕込んで仕上げた。

 27日、福寿しで試食会があり、関係者が味わった。藤崎理事長は「井波彫刻を広く知ってもらえるチャンスになり、ありがたい」と話し、藤井支部長は「食は井波をアピールする上で少し弱かった部分。名物に発展すればいい」と期待した。

 29日は午後3時半から振る舞い、試食者に価格や見栄えなどをアンケート調査する。

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