小松市鵜川、遊泉寺、立(りゅう)明寺(みょうじ)の隣接3町の住民ら約20人は28日、鵜川町の石切り場跡を見学し、たまった地下水が緑や青に見える幻想的な光景を楽しんだ。日本遺産「小松の石文化」を構成する石切り場の内部では、3町でつくる鵜遊立(うゆうりつ)地域活性化委員会が8月19日にカフェイベント(本社後援)を開く予定で、参加者は神秘的な空間で過ごす機会を心待ちにした。
同委員会の西尾皓史委員長らが案内し、参加者は季節に関係なく温度が常時約18度の内部を歩いた。北蒼太朗君(同市第一小1年)は「迷路みたいで面白かった。とても涼しくてずっといたい」と話した。
イベントには、小松と金沢の和洋菓子店やイタリアン、雑貨など4店が出店する。ベトナム製のランタンを飾り、インターネットの会員制交流サイト(SNS)で発信してもらうよう、「インスタ映え」する1枚が写せる場所にする。