袖ギリコを押して海に入り、歓声を上げる若衆=能登町姫

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壮大華麗、金沢の夜 北國花火、大輪1万2千発

北國新聞(2018年7月30日)

 北國新聞創刊125周年記念北國花火2018金沢大会(本社主催)は29日、金沢市大豆田本町(まめだほんまち)の犀川緑地周辺で行われ、1万2千発の花火が打ち上げられた。色とりどりの大輪は間断なく真夏の夜空を照らし、会場を埋めた見物客は、花火と音楽を融合した壮大華麗な演出に見入った。
 今年はリオ五輪閉会式「フラッグハンドオーバーセレモニー」などを手掛け、国内外で活躍する花火演出家・作曲家の池端信宏さんが、オープニングやフィナーレなどの演出を担当した。
 打ち上げは午後7時50分すぎに始まり、オープニングはNHK大河ドラマ「利家とまつ」のメインテーマ曲「颯流(そうりゅう)」に合わせて華やかに幕を開けた。北國芸術花火では、石川と東北4県の花火師が豊かな創造性を披露した。
 ナイアガラや千連発の乱れ打ち「おとこ川市民花火」も繰り広げられた。フィナーレは「威風堂々」の勇ましい旋律が響く中、金沢の繁栄を願う花火が満天に輝き、会場の盛り上がりは最高潮に達した。

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