VRゴーグルを装着して奥穂高岳からの光景を疑似体験する子どもら

VRゴーグルを装着して奥穂高岳からの光景を疑似体験する子どもら

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奥穂山頂の眺望、疑似体験 上高地でVR駆使した企画展

信濃毎日新聞(2018年7月31日)

 夏山シーズンに合わせて、北アルプス上高地(松本市安曇)の上高地インフォメーションセンターで企画展「新・山岳案内」が9月2日まで開いている。目玉はバーチャルリアリティー(仮想現実、VR)技術を駆使した展示。北アで最も高い奥穂高岳山頂(標高3190メートル)からの大パノラマを疑似体験できる。8月11、12、25、26日の限定だ。

 企画展は環境省が国民の祝日「山の日」(8月11日)を記念した。VRゴーグルを着けると、奥穂山頂からの槍ケ岳や御嶽山、富士山などを望める。顔を上下左右に動かすと、追随して画像が変わる。

 VR展示は7月28、29日にもあり、来場した子どもらがゴーグルを着けて熱心に見入っていた。展示を企画した塩尻市立図書館の職員中沢友義さん(36)は「登頂が難しい人や天候に恵まれず登れなかった人にも楽しんでほしい」と話していた。

 会場では、塩尻市民有志の「立体地形図の会」が作った北アの立体地形図やパノラマ写真を展示している。午前8時〜午後4時。VR展示も含めて無料。

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