大相撲名古屋場所で初優勝した御嶽海関の彫像を出身地の上松町にある工場などが作り、10体限定で販売している=写真。木曽ヒノキを使い、高さ約20センチ。1体48万6千円(税込み)だが、既に注文があるという。日本相撲協会とのライセンス契約が切れる10月中まで注文を受ける。
樹脂切削加工の今泉製作所木曽工場(本社・横浜市)と漆器店の「よし彦」(木曽町)が協力。同工場が御嶽海関の体形データを基に、自社の工作機械で精密に加工。ヒノキの風合いが長持ちするように、よし彦がウレタンで塗装した。御嶽海関のサイン付きできり箱入り。予約が入ってから作るため、届くまでに1カ月半ほどかかる。
よし彦の加藤真和社長(59)は「御嶽海関の大関昇進も期待される今、購入の検討を」とPR。実物は同店で見ることができる。問い合わせはよし彦(電話0264・22・2156)へ。水曜定休。