福井県立美術館(福井市)で開かれている企画展「ピカソ フランス国立図書館版画コレクション」の来場者が8月2日、1万人を突破した。
1万人目は、福井市の葛城粛仁さん(48)と崇仁君(15)、風花さん(12)親子。記念品としてマグカップと図録が、土橋彰副館長から手渡された。
葛城さんは「なかなか見られないピカソの作品をこの機会に」と夏休み中の2人を連れて来館。崇仁君も風花さんも「独特な絵ですごく有名。見てみたかった」と会場巡りを楽しみにしている様子だった。
同展は20世紀を象徴する美の巨人パブロ・ピカソ(1881~1973年)の版画に焦点を当て、フランス国立図書館の所蔵版画から名品103点を並べている。
会期は26日まで(6日休館)。