魚津水族館(魚津市三ケ)は、目の下から楕円(だえん)形の強い光を放つヒカリキンメダイの展示を始めた。小さな窓からのぞき込む暗い水槽の中で緑色の光を点滅させ、家族連れらを楽しませている。
ヒカリキンメダイは、西太平洋など暖かい海に生息し、日本近海でも奄美大島周辺などで見られる。目の下に発光バクテリアを共生させた発光器を持っている。魚津水族館での飼育は4年ぶりで、8~10センチの10匹をサンゴ礁コーナーで展示している。
飼育員の西馬和沙さんは「暗い水槽をのぞき、ヒカリキンメダイの光を見つけて楽しんでほしい」と話している。