譲り受けた自販機の前で、ハンバーガーをアピールする嵯峨さん

譲り受けた自販機の前で、ハンバーガーをアピールする嵯峨さん

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レトロなバーガー自販機登場 黒部・三日市大町商店街 街のにぎわいに一役

北日本新聞(2018年8月7日)

 黒部市三日市大町商店街のイベントスペース「自由空間かって屋」にレトロなハンバーガーの自動販売機がお目見えした。同市堀切の会社員、嵯峨拓也さん(28)が今年5月に閉店した砺波市のドライブインから譲り受けた。イベント時などに稼働させており、物珍しさから多くの人が購入している。嵯峨さんは「まちのにぎわいづくりに貢献できれば」と話している。

 ハンバーガー自販機は砺波市の「県民公園頼成の森」そばのドライブインに20年ほど前から置かれていた。嵯峨さんは古い自販機に興味があり、以前から何度も訪れてはハンバーガーを購入していた。閉店することを聞き、ドライブインのオーナーから引き取った。

 自販機は代金を入れると冷蔵されたハンバーガーが温められて出てくる仕組み。冷蔵機能が故障していたため、嵯峨さんが立ち合える日に保冷剤を大量に入れて稼働させるようにした。

 群馬県の業者からチーズバーガーを仕入れ、1個270円で7月7日に初めて販売。黒部市三日市商店街のイベント「くろべ納涼楽市2018」が開かれた今月4日に、2度目の販売を行った。この日は市民だけでなく、会員制交流サイト(SNS)などで自販機の存在を知った多くの人が県内外から訪れた。

 将来的には地元で作ったハンバーガーを楽しめるようにしたいと考えている。次回は9月8日に販売する予定で、嵯峨さんは「早く修理して、継続的に販売できるようにしたい」と話している。

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